介護ロボット
研究テーマ
介護業界の人手不足は明らかである.少子化問題も重なり,介護職員の必要数を満たすことは難しいため,被介護者数の抑制を目的とした動きが活発化している.被介護者数の抑制とは,高齢者に元気な状態を維持してもらい介護職員の必要数を抑えることである.介護職員の不足は,従来の施設介護が難しくなることも意味し在宅介護への注目が高まっている.また介護ロボットの必要とされる機能は多岐にわたるが現在販売されているロボットの多くは 1~2 つほどの機能しかないのが現状である.以上のことから家庭内等の狭い環境でも使用でき,人の行動を手助けするマルチタスクロボットが必要とされている. 本研究では自立支援を目的とした小型の介護アシストロボットの開発を目的とし,ロボット本体の設計,制作並びに自立走行の導入,検証実験を行った.
学生