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人間支援ロボット研究室

JKA プロジェクト

サトウキビ圃場に適した自律型AIロボットによる生育管理システム開発

研究の概要

本研究は、サトウキビの収量予測および生育調査の効率化を目的とし、ドローンおよびクローラロボットを活用した画像データの収集とAIによるデータ解析手法の開発を行ったものである。実用的な収量予測モデルの構築と、圃場内の自律走行ロボットによる茎径推定手法の基礎検証を行ない、限られたデータ収集期間で良好な精度結果が得られた。

研究の目的と背景

日本の南西諸島ではサトウキビが基幹作物であり、製糖工場の稼働計画には高精度な収量予測が極めて重要であるが、生育状況調査は専ら熟練従事者による目視に依存してきた。しかしながら、従事者の高齢化や後継者不足により従来の目視調査が困難になりつつある。そこで、ドローンとロボットによる自動データ収集とAIによる解析を用いた新たな収量・生育情報把握手法の確立を目指した。

学生

  • 荒川 虎徹(ドローン)
  • 清水 龍聖(ドローン)
  • 菊地 翔太(クローラー)
  • 実験画像

    Drone

    実験映像

    実験映像